衝撃弾性波法とは
1.衝撃弾性波法の測定の仕組み
2.コンクリートの何がわかるか
3.衝撃弾性波法の主なメリット・デメリット
衝撃弾性波法の主な方法の案内
衝撃弾性波法1:iTECS法
衝撃弾性波法2:表面2点法
衝撃弾性波法3:インパクトエコー法
衝撃弾性波法4:電磁パルス法
衝撃弾性波法5:表面P波法
表面P波法は、漁港施設の老朽化について、その状態を把握しようとする場合に使用されています。
簡便にコンクリート構造物の強度、ひび割れ深さ、内部空隙の有無など損傷の状態を定量的に把握することができ、目視調査と表面P波法の調査結果から、港湾施設の劣化状況を把握して、補修・補強を計画し、または詳細調査の位置を決定します。
<参考>
「漁港施設における固有振動及び透過弾性波を用いた基礎部と提体内部欠陥の診断手法 適用マニュアル(案)」
令和 3 年 10 月 〔水産庁漁港漁場整備部〕
「漁港施設における表面P波法による簡易機能(老朽化)診断手法適用マニュアル(案)」
平成28年4月〔国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産工学研究所〕
漁港施設の強度測定

漁港施設の劣化状況調査










衝撃弾性波法(しょうげきだんせいはほう)とは、コンクリート構造物などの表面をハンマーや鋼球又は励磁コイルなど磁気的な方法で衝撃を与え、その際に発生する「弾性波(振動)」をセンサーで伝播速度・伝播時間・基本周波数・位相等を測定・解析することで、内部の状態を壊さずに調べる非破壊検査手法の一種です。主にコンクリートの厚さ測定、内部のひび割れ、空洞(ジャンカ)、強度の推定などに用いられるコンクリートの非破壊検査に利用されます。
衝撃弾性波法は、測定が容易であり、入力する弾性波の波長が長く、エネルギーが大きいため減衰しにくく、複合材料であるコンクリートの非均質性に起因した弾性波の減衰・散乱の影響をさほど受けずに、比較的大きな構造物への適用が可能になります。